年度はじめにあたって

新年度になり、生徒の皆さんにお会いできるのを教職員一同本当に楽しみにしておりましたが、残念ながらしばらくその機会が延期となりました。

院長のご挨拶と、校庭の満開の桜を皆さんにお届けします。

 

生徒・保護者の皆様        女子学院 院長 鵜﨑 創

桜が開花した後に雪が降るなど、寒暖の差の激しい日が続いております。

先月より猛威をふるう新型コロナウイルスの感染拡大はいまだ収束が見られず、東京では不要不急の外出制限が要請されるまでになりました。学院でも事態を見守りつつ、新年度に向けて準備を進めておりますが、状況は予断を許さず、感染者数が日々増加していく傾向にあり、たいへん心を痛めております。東京においても、緊急事態宣言あるいはロックダウンといった措置が現実味を帯びてささやかれるようになり、新年度を通常の形で迎えることは、難しいと判断せざるを得ません。生徒の皆さんには、まず新年度の体制を整え、今後自宅でも課題等に取り組むことができるよう、いったんは予定された日程よりも早い登校日を設定しましたが、更なる状況の変化によって残念ながら登校していただくことはかないませんでした。混乱を招きましたことをお詫びいたします。都内の感染者数が増加傾向にある中で、公共交通機関を利用した登下校を続けることは、今後リスクを高めることにつながります。登校開始の時期に関しては慎重に判断をしていきます。フェアキャスト連絡では4月20日(月)の登校開始を目指すとお伝えいたしましたが、現段階で再開日程は当面5月11日(月)を目標とし、中学・高校入学式をもって始めます。それまでの間は自宅学習期間とすることにいたします。それに伴いまして、夏休みには振替授業を予定します。この他にも、行事予定には様々な変更が出てまいりますので、再開前にあらためてお知らせいたします。世界的な感染拡大の中にあって、日本においては、この数週間の対応が正念場と言われています。皆さんとお会いすることができず、教育活動に制限を受けることは、たいへん残念なことではありますが、今は祈りと忍耐をもってこの危機を乗り越えたいと願います。どうかご理解、ご協力くださいますようお願い申し上げます。

生徒の皆さんはこの期間、どうか自宅において、課題また自主的な学習に励んで下さい。新年度の新しい教材をもとに、学ぶべき内容を確認してほしいと思います。同時に、世界で起こっている情報に耳を傾け、不要不急の外出自粛等の感染拡大防止措置を徹底していただきますよう、強くお願いいたします。また、何よりも生徒の皆さんとご家族の健康が守られ、感染収束の折には、笑顔で授業を再開できるように、心身の健康に留意してお過ごしくださいますよう、重ねてお願い申し上げます。非常に苦しい時ではありますが、思索の時、祈りの時として受けとめ、心を合わせてこの困難を乗り切りましょう。

どこにありましても、皆さん一人ひとりの働きに、神様の祝福がありますように。

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