◇高3修学旅行◇

◇高3修学旅行◇

今年も高3は、前半が4月10日(日)~14日(木)、後半は11日(月)~15日(金)の四泊五日の日程で、奈良・京都に修学旅行に行きました。
今年は例年より桜の開花が遅かったので、あちらこちらできれいな桜を見ることができました。お天気に恵まれない日もありましたが、日本の歴史と文化に触れることができ大変有意義な旅でした。簡単な日程をご紹介します。

1日目 室生寺、長谷寺、聖林寺
2日目 石舞台古墳、飛鳥寺、法隆寺、中宮寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡
3日目 興福寺、東大寺、浄瑠璃寺
4日目 京都自主研修
5日目 平等院、萬福寺、醍醐寺

◇春の修養会に参加して◇

3月の修養会に参加した中3の生徒が、講堂礼拝で感想を発表してくれました。

私は3月23日~25日まで修養会に初めて参加しました。初めは「この三日間楽しく過ごせればいいや」という軽い気持ちしか持っていませんでした。

今回のテーマは『友達』です。とても身近なテーマなので、すぐに話がまとまるかなと思っていましたが、これが意外と奥が深いのです。まず、「どこからが友達でどこからが親友か」について話し合いました。これは人それぞれ基準が違うし、普段あまり意識していないことなので、正直言ってよくわかりませんでした。そんな中、「沈黙を共有できるのが親友なのではないか」という意見がありました。つまり親友と呼べる人との会話の途中で沈黙があってもぎこちなくならず、また、変に気を使わないということで、黙っているということも認め合える関係といえるのです。この意見にはとても共感できました。あまり親しくない人との会話の中での沈黙は、なんだか落ち着かなくて、「何か話さなきゃ」と思って焦っている自分がいる気がします。お互い自然体でいられ、かつ沈黙も自然に受け入れられる。そんな友達をこれからもっと作りたいと思いました。

さて話は変わりますが、修養会を通して思ったことがあります。まず、学年別ディスカッションでは自分の考えたことを話してテーマを深めていくのですが、初めて名前を知った人もいる中で、自分の考えたことを言うのは恥ずかしく、初めは抵抗もあり、とても勇気のいることでした。けれど、なぜか次第に自然と肩の力が抜けて、「力まなくてもいいのかも。そのまんまの自分でいいのかも。」といつの間にか思えるようになっていました。これが学校だったらどうでしょう。もし話し合いの場が与えられても、部活のこと、友達関係のこと、テストのこと、時間のことなどに頭がいってしまい、なかなか一つのことに集中するのは難しいと思います。けれど修養会では部活もなければ、もちろんテストなどもない。何も気にしなくてよく、心にゆとりがありました。そして、とても居心地がよかったのです。安心感すらありました。だから自然と肩の力が抜けたのかもしれません。中高別ディスカッションでは、普段の自分では考えられないほど思ったことを言うことができた気がします。我ながらびっくりしました。私は年の違う人とこんなに自然に話せたことは今までになかったので、うれしさと驚きが入り混じった気持ちでいっぱいでした。年上の方と話す時も、部活の時のような緊張感は適度になくなり、同じJG生として話せたような気がします。そう、そこなのです。修養会に参加して一番思ったことは、中1~高3の方までがいて、一つのテーマで話し合い、全体会を通してまとめますが、そんな修養会参加者に共通していることはただ一つ、皆JG生、ということです。これを聞いて「そんなの当たり前じゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、私は胸が熱くなりました。中1~高3というのは精神的にも外見的にも大きな差があると思います。そんな年の差のある人々が一つの目的のために集まって、自分の考えを言い合い、全体でまとめるということはすごいことだと思いました。

修養会はJG生なら中1~高3まで誰でも参加できます。私にとって今回の修養会はもちろん、友達という存在についてよくわかったことも進歩ですが、何よりJG生としてのつながりを感じられたことが収穫です。JG生として中1~高3までが自由に参加できる場は修養会だけです。また、高3の方ひとりひとりのお話が聞けるのも修養会でしかない貴重な体験です。これからどういうJG生活を送っていくべきかを考えさせられました。今、私が一番心に残っているのは、全体会で当時の高3の方が、「中学生のころ悩まなくて、いつ悩むの?」とおっしゃったことでした。この言葉を聞いて、中学に入って悩みや考え事が増えた私にとって心にしみるものがありました。

今回の修養会を通して思ったことや考えたことはたくさんあります。けれどやはり一番よかったと思うのは、仲のよい友達とたくさん遊び、たくさん話せたことで、お互いの距離がさらに縮まったことです。話し合いが苦手と思う人はまず、友達との距離を縮めるための場として参加したらどうでしょうか。少しでも興味を持った人は、ぜひ来年の修養会に参加してみてください。

◇春公演の報告◇

中学1年生へのクラブ紹介を目的に行われている春公演が今年も4月15日から5月6日まで行われました。春公演に参加するクラブは、昨年の文化祭が終わった後、この春公演に向け、約半年間かけて練習に励んできました。例年、クラブ入班を楽しみにしている中学1年生はもちろん他の学年の生徒も文化祭につぐ催し物として楽しみにしている行事です。
春公演の参加クラブとプログラムを紹介します。

 

・マンドリンギター班PLINK PLANK PLUNK
Sugar baby love
Espana Cani
A Whole New World
情熱大陸
踊り明かそう
Moon River
PIRATES OF THE CARIBBEAN
・聖歌隊すみわたる大空に
ハレルヤ
主われを愛す
主に在りて待ち望め
丘の上の教会へ
輝きのこの日
Go, Tell it on the Mountain
あおき牧場ときよき水際 ~めさめよ、わがたま
・管弦楽班軽騎兵序曲
カレリア組曲より“行進曲風に”
オクラホマ・ミクサー
交響曲第2番ハ長調作品61(シューマン)
・演劇班マクベスの妻と呼ばれた女
・Sr.EssEndless Stirring Stage
・Jr.EssHERCULES
・ダンス班縦割り作品 「穴」
高校生作品 孤独の力
中学生作品 テクマクマヤコン~ちっちゃな秘密~
・落語研究班 落語、コント、大喜利
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