中学講演会

2月15日、作家の椎名誠氏をお迎えし、「僕が作家になって考えたこと」というテーマでお話を伺いました。世界中を冒険された経験から、普段当たり前と思っている日本人の文化や食生活などについて、多様な視点から話してくださいました。生徒の感想文を紹介します。

椎名さんのお話を聞いて

中3生徒

とても面白い話だった。地球のあちこちを飛び回られている椎名さんの毎日はとても充実しているようで、椎名さんがとても眩しく感じられた。
人は、多すぎるものは見えなくなる。この言葉を聞いて、私は少しドキッとした。椎名さんは「人間」を例に挙げてお話してくださったが、私の頭に一番に思い浮かんだのも、まさしく「人間」だった。私たちの日常には、人間が溢れている。いて当たり前であって、特別でもなんでもない。そんな存在だからか、私たちは他人を大して知ろうとは思わない。ここでふと考えて、「他人」の意味を調べてみた。そのまま「他の人」や「自分以外の人」などとあった。なんとももの寂しい言葉だと感じるのは私だけだろうか。
人を知ろうとしなければ、そこから決して理解は生まれないし、つまりお互いを愛し合う気持ちも生まれない。私たちは、姿かたちや考え方が自分と同じような人しか、同じ人間として認められないのかもしれない。それは、極端に自分たちの知れる世界の数を制限している。いくらでも広げられる世界なのに、なんてもったいないんだろうと思った。
私にも、思い当たる節がいくつもある。椎名さんのお話を聞いて、反省すべきこともたくさんあった。しかし、人を理解するなんて極めて難しいことだと思う。まずは自分のやれる範囲から始めたいと思った。そこで私が出した答えは「見つめる」ということだった。少しずつ、ゆっくりでもいい、自分の知らない世界から目を背けずに、まっすぐ見つめていきたいと思った。

中1レシテーションコンテスト

中1の英語の授業で学んだ“Frog and Toad”(「かえる君とがま君」)の暗誦コンテストが1月25日に行われました。各クラス代表の出場者は、ストーリーを表情豊かに、時にはジェスチャーを交えながら語りました。院長先生も審査に加わり、最後に英語で講評してくださいました。

中2東北旅行の研究発表

中学3年の5月には修学旅行として東北に行きます。中2の後期から、各班がテーマ別に事前研究をし、1月から2月にかけてクラス発表、3月には各クラスの代表が「宮沢賢治」「平泉」「なまはげ」「十和田・奥入瀬」などについて小講堂で発表会を行いました。

中3創作ダンス発表会

中3の体育では、例年この時期にひとつのテーマを与えられ、各班でディスカッションをかさねサブテーマを決め、選曲もし、ダンスの創作に取り組みます。今年のテーマは「信・望・愛」。各クラスの代表が3月9日に講堂で作品を披露しました。

クリスマスカードのお礼状

生徒作成のクリスマスカードへのお礼状が届きました。

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