中2御殿場教室

◇中2御殿場教室◇

中学2年生は、2003年7月17日(木)~19日(土)、「ともに生きる」をテーマとし、講師にA.H.I.(アジア保健研修所)事務局長の佐藤光先生をお迎えして、宗教部主催の校外学習の時を持ちました。この教室の目的は、(1)一人一人お互いの存在を認め、受け入れ、支え合える存在になれるようにする、(2)互いに協力し、支え合うことを喜びと感じ、誇りが持てる集団となれるようにする、(3)共通体験の中で野外活動の楽しさを感得し、自然を愛する心を育み、環境保護に対する考えを深める、という3つの点におかれました。例年は宿舎として女子学院の御殿場寮を使用しますが、今回はプログラムの関係から山梨県西湖近くのホテルを宿舎としました。

7/17(木)7/18(金)7/19(土)
6:00起床・洗面起床・洗面
7:00
7 : 30礼拝 礼拝
8:00学校集合朝食朝食
8 : 30出発佐藤先生のお話(2)
9:30 全体会
10:00宿舎到着飯盒炊さんについて
11:00開会礼拝
11:30オリエンテーション閉会礼拝
12:00昼食飯盒炊さん昼食
13:00生徒発題 佐藤先生のお話(1)出発
15:00入浴・自由時間 入浴・自由時間 学校着 15:30~16:00頃
18:00 夕食夕食
19:00ディスカッション(分団)キャンプファイヤー
20:30夜食夜食
21:00班長会議班長会議
21:30キャビンアワーキャビンアワー
22:30 消灯・就寝 消灯・就寝

最終日の全体会では、生徒全員での討論の結果を、以下のような提言にまとめました。

<提言>
「見えない人」を見るためには視野を広げることが大切だ。その人とより仲良くなるために分かっていなくてはならないことは、相手の気持ちを考えて行動すること、色々な考えの人がいるということ、近付きすぎたと感じたら距離を置いてみたりすること、その中で新たな発見や出会いがきっとあるはずだ。又、飯盒炊さんで体験したこと。誰かと協力し、何かを成し遂げることで、より多くの人を知ることもできるし、自然の中で楽しむことで、普段感じることのできないありがたさを感じることができた。この環境をいつまでも保ちたいと思った。

 

以下は、生徒の作文でその様子をご紹介します。
テーマ「ともに生きる」とはどういうことかなど今まで考えたこともなく、またその時の自分にとってあまりにもスケールが大きすぎる言葉のように思え、何から考えはじめればいいのかさえわかりませんでした。人間誰しも一人では生きられないのだから、それぞれが助け合って生きていく、これが「ともに生きる」ということだろうか、そんな漠然としたイメージしか思い浮かばず、そのまま参加することになりました。
現地到着後、最初の講演での生徒発題では、皆の前に出て作文を読んだ人達の考えの深さに圧倒され、感心するばかりでした。夕食後のディスカッションは班ごとということもあり、自分の意見も言えて楽しかったです。人数が少ないせいか、班の皆も思った事をどんどん口に出して、速いペースで話し合いが進みました。今まであまり話した事のない友達の一面も知ることができ、それはそれで有意義なことでした。それから消灯までの間、できる限り友達と遊びました。ディスカッションは自分の視野を少しずつ広げていけるようで面白いのですが、こうしてとりとめのないことを話しながら友達と遊ぶことも楽しいことでした。
2日目のイベントは飯盒炊さん(はんごうすいさん)です。私はカレーを作る係でした。出来上がったカレーもご飯の味もいつも家で食べるものとはまた違うおいしさでした。自由時間は楽しくて、いつの間にか皆で集まる場所が決まり、少しでも時間があるとそこへ急いで向いました。そして雨で中止になったキャンプファイヤーに変わってキャンドルファイヤー。たくさんゲームをし、最後には講師の佐藤光先生のギターで歌を歌い、本当に最高の時間でした。
最終日、全体会に対する不安も少しありました。「ともに生きる」とは一体どういうことなのか。また話し合いと2回にわたる講演の中で出た、「見えない人が見えるようになるにはどうすればいいのか?」という問い。その答えがまだ私の中になかったからです。全体会では発言しなかったけれども、全体会そしてこの合宿を通して私の中に出た私なりの一つの答えがあります。それは“答え”なんて言える程の物でもないけれど、「今すぐに“答え”を出す必要はないということ」。この合宿をきっかけにして、この合宿で考えて得たものをヒントにして、これから生きていく上でゆっくり私なりの「ともに生きる」意味を探していけばいいということ。逆に今不完全なまま“形”にしてしまうことが少し恐かったということもあります。ゆっくり自分らしくいられる場所を探していく、そして他人を受け入れてみること。それが大事なのだと、私は学びました。

◇高1ひろしまの旅◇

今年の夏も、ひろしまの旅が実施されました。このプログラムの内容は、2002年7月22日のJGニュースでお知らせしたものと同じです。今回は、3日目の全体会(参加者全員の討論会)の内容を、生徒の作文でお知らせします。

全体会のテーマとして私達高1が選んだのは、「私達にとって平和を実現するために何ができるか?」です。これは各フィールドワークの代表者から意見を聞き、それぞれの共通点を見つけて発展させたものです。その共通点とは、広島の旅で学んだことをそのままで終わらせず、明日からの生活に生かしていきたいと考えている、ということです。
私達は被爆者と直接向き合うことのできる最後の世代だと言えます。ですから、広島の旅で出会った被爆者の方々は皆、私達に切実な期待を寄せておられ、私達は想像していた以上にその大きさ、重さを感じました。そして自分達に求められていることは、何らかの具体的な行動をとり、確実に平和を実現していくことであると知りました。その結果「私達にとって平和を実現するために何ができるか?」というテーマに到ったのです。(中略)
私自身が最近身近に平和を感じたのは、全体会の時です。議論は白熱したもので、互いの意見に耳を傾け、真剣に批判したり、賛同したり、そしてどの人も自分なりの平和を想像した上で発言していました。私はそれぞれの人の考える平和にも個性があるということを発見し、感動しました。しかし、もっとも感動したのは発言を聞き、それに対して意見を言った人たちの姿勢です。発言を批判する人も、発言をした人がどのような平和を想像しているのかを想像し、理解した上で発言していました。頭ごなしに否定したり、理解したふりをせず、まず相手の話をよく聞き、その人がなぜそう言うのかを想像し、努力して理解していたのです。
私にはそれがとても誠実な関係に思えました。そして誰もがお互いにこのような関係を築いている状態が平和なのではないかと思いました。全体会でも身近な人から他者を認め尊重しあうことが平和につながる、と発言した人がいました。また、人が全く敵対心を持たないことは難しいので、戦争をなくすことは難しいが、敵対心を乗り越えて、相手を理解すべきではないか、と言った人もいました。
このようなことは今日からでも実践できると思います。例えば知らず知らずのうちに苦手になってしまった人を思い浮かべてみます。その人のことをもう一度省みて、その人がなぜあのようなことを言ったのだろうかと、相手の立場に立って考えてみることは、ささいなことではありますが、重要なことだと思えます。そして、それが少しずつでも実行できれば私たちが広島で学んだことは、これからに生かされていくのではないでしょうか。
ヒロシマで犠牲になった人々、講演をして下さったり、炎天下で遺跡(戦跡)めぐりの案内をして下さった被爆者の方々の気持ちもまた想像するべきでしょう。私達は自主的にあの方々と出会い、重大なメッセージを頂きました。それをしっかり受け止め、自分なりの目標を持って、平和への努力を続けていきたいと思います。

◇パイプオルガン完成◇

6月から設置、整音の作業を続けてきましたパイプオルガンが完成しました。
9月5日朝の礼拝後、イェームリッヒ社長より女子学院院長にオルガンの鍵が手渡され、また、昼休みにはオルガンミニコンサートが行われ、講堂にぴったりのオルガンと声楽の調べに聞き入りました。このパイプオルガンは毎朝の礼拝の奏楽に使用しています。

◇夏のクラブ合宿◇

今年の夏も無事各クラブの合宿が終わりました。今回は文系クラブの合宿の様子です。

◇事務室よりお知らせ◇

2004年度 願書セットの郵送料金は以下の通りです。

セット料金送料合計金額
(A)願書セットのみ 200240440
(B)問題集のみ500200700
(C)願書セット+問題集7003901090
*願書セットには学校案内も同封されております。

★郵送ご希望の方は
(1)下記事項を明記の上、
送付先 郵便番号 住所 氏名 電話番号 希望するもの
(2)合計金額の切手を同封して下さい。(100円前後の小額の切手を組み合わせて下さい。)

★申込先は以下にお願いします。
〒102-0082
東京都千代田区一番町22-10
女子学院 願書セット係

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