校歌

作詞:別所梅之助(1872-1945)

讃美歌の作詞者として知られ、明治版『讃美歌』を編集。その作風は日本の讃美歌の基調をなした。チャイムで親しまれている301番の他、155、278番は彼の作である。女子学院では明治末から大正にかけて国語の講師をしていた。

作曲:岡野貞一(1878-1941)

東京音楽学校(現在の芸大)卒業後、母校で教鞭を取り、1906(明治39)年に文部省唱歌編纂掛に任命され、「ふるさと」「春がきた」「春の小川」「おぼろ月夜」「もみじ」などの名曲を作曲した。本郷中央教会でオルガニストをつとめる敬虔なクリスチャンだった。